保育内容

音楽を通して、こころを育む

音楽活動では、音を楽しむこと・友だちと同じ目標に取り組む楽しさを大切にしています。歌をうたう楽しさ、楽器にふれるワクワク感、そして友だちや先生と音を通して心を通わせる喜びなど、日々の活動の中で子どもたちは自然に音楽と親しみながら、豊かな感性や表現力を育んでいます。
また、鍵盤ハーモニカをはじめ、さまざまな楽器に触れることで、音感やリズム感が少しずつ身についていきます。毎日こつこつと取り組み、はじめは難しかった曲も、いつの間にか弾けるようになっていくと共に、集中力は何か一つに取り組む力が身についていきます。
そうした積み重ねの先に、年に2回の「音楽発表会」が待っています。大きな舞台、たくさんのお客さまの前での演奏は、子どもたちにとってかけがえのない経験です。

「できた！」の積み重ねが、自信になる

幼児期の運動は、身体の成長だけでなく、心や脳の発達にも深く関わっています。横浜れんげ幼稚園では、体育活動を通して「からだを動かす楽しさ」と「心の育ち」を大切にしています。
私たちの体育活動は、単に運動技術を教えることが目的ではありません。自分の力で挑戦し、やり遂げたときの達成感。仲間と励まし合いながら頑張る喜び。そして、最後まで力を出し切る爽快感――そうした体験の一つひとつが、子どもたちの自己肯定感や集中力、挑戦する気持ちを育てていきます。
週に1～2回行われる体育レッスンでは、一人ひとりに合わせた目標を設定し、丁寧な声かけと補助を通して、安全に挑戦を重ねられるようにしています。跳び箱やマット運動、かけっこなどを通じて、自然と体幹やバランス感覚が身につき、運動への自信が育まれていきます。

「楽しい」こそが成長と活動の源泉

日課活動では、出席カードやカード遊び、詩の朗読、歌、ことばや数の活動などを毎日決まった流れで行うものです。リズムとテンポを大切にした活動を通して、子どもたちは「集中する力」「よく聞く力」「感じて表現する力」などを、楽しみながら自然に身につけていきます。
活動は、年齢や発達に応じて丁寧に行われており、「できた！」という小さな喜びを積み重ねながら、自信と意欲を育てます。また、お友だちと一緒に声をそろえたり動きを合わせたりすることで、集団の中での安心感や一体感も育まれていきます。
このような毎日の積み重ねが、やがて大きな成長につながっていくと考え、一日一日の活動を大切に過ごしています。

英語やバレエの活動を通して、グローバルな感覚や身体表現力を高めるプログラムを提供しています。英語活動では、子どもたちが遊びの中で自然に英語に触れ、楽しみながら異文化への興味を深めます。バレエでは、姿勢や柔軟性を養い、美しい動きの習得を目指します。どちらも専門の講師による指導で、基礎からしっかりと学び、自分自身の成長を実感できるよう工夫されています。英語とバレエの両方が子どもたちの感性や表現力を広げ、自己肯定感を育む貴重な機会となります。